January 03, 2009

ひとみの日

今日は語呂合わせで「ひとみの日」。
「ひとみ」の語源は、予想通り『言海』に「人見ノ義カ」とあった。
対して「まなこ」は「目之子ノ義」と断定している。
それぞれ「瞳」「眼」という漢字を当てて「瞳」は「黒目」、「眼」は「白目・黒目の総称」と説明されていた。

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December 22, 2007

冬至

今日は「冬至」。冬至の日にかぼちゃを食べる風習がある。
何故かぼちゃなのか、いろいろ調べてみたがわからない。野菜の少ない時期に保存の効くかぼちゃは貴重であり、それを食べて冬の寒さを乗り切ろう、という説に最も説得力を感じる。
「かぼちゃ」自体の語源がカンボジアであることはよく知られている。当初は「かぼちゃ瓜」と呼ばれていたそうだ。南蛮渡来の瓜だから「南瓜」と表記するようになったとのこと。

   冬至までひと日ひと日の日暮れかな 草間時彦

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December 16, 2007

電話の日

今日は、明治23(1890)年に日本で初めて電話が開通したことに因んで、「電話の日」又は「電話創業の日」とされている。

“telephone”又は“phone”を「電話」と訳した明治人はなかなかのセンスだと思う。“tele”は「遠い」という意味らしいし、“phone”は「音を出す器械」の意味らしいから、「電気」が入り込む余地はなく、従って「電話」というのは名造語と言っていい程の名意訳だと思うのである。
『言海』には、「電話」という項は無くて「電話機」という項に「電気の機械を用いて、遠慮の人と話を相通ずるもの」とある。「電話」という文明の利器の機能を実に見事に表しているではないか。

ところで、この「電話」という言葉がまもなく死語となるのではないかと思う。
ご存じのように「(固定)電話」は「携帯電話」に置き換えられようとしている。しかも「携帯電話」の使われ方がメール主体となり、カメラ、インターネット、テレビ、そしてお財布の機能までが付加されるに及んで「電話」という文字はカットされ、今や「携帯」又は「ケータイ」としか呼ばれていない。若い人に「デンワ急げ」などとギャグを飛ばしてもキョトンとされるのがオチだから止めた方がよい。

それでは、今までの“phone”又は「電話」はどんな言葉に置き換わるのだろうか。
僕は「ケータイ」が万国共通の国際語となるのではないかと思っている。前述のいろいろな機能をまとめて表現するには「ケータイ」と言うしかないだろう。

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January 16, 2007

藪入り

今日の「藪入り」そのものについては昨年書いているので省略するとして、今日は「藪」にこだわってみる。
『言海』に「やぶ」は「彌生ノ義カト云」とあった。それでは「三月弥生と同じか」と思って「やよひ」を引いたら、今度は「いやおひノ条ヲ見ヨ」と云う。
そして「彌生(一)草木ノイヨイヨ生ヒ重ナルコト。(二)陰暦三月ノ異稱。草木、日ニ茂レバナリ。ヤヨヒ。」とあった。要するに、「藪」も「弥生」も語源は同じなんだね。
「藪」の字源は、「くさかんむり」の下に「数」を書いて出来たものだろう。『言海』に「數(一)數フベキモノ。計リテ多キ少キアルモノ。(二)數ノ多キコト。クサグサ。イロイロ。」とあった。

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January 15, 2007

いちごの日

今日は、「1.5」の語呂合わせから全国いちご消費拡大協議会が制定した「いちごの日」だそうである。それなら毎月15日が「いちごの日」となりそうだが、今や一年中イチゴが食べられるのだからそれでもいいのかもしれない。
イチゴの語源については、季節の花300に「いちびこ(一位樫の実の意)の略」という説が紹介されている。他に「魚血子」説(この場合の魚は「い」と読む)もあって、はっきりしないようだ。これについては我が『言海』も沈黙している。

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January 10, 2007

初金比羅

毎月10日は金比羅さんの縁日であるが、1月は特別に「初金比羅」という。[ここまでは、去年と同文である。]
昨日の出勤時、虎ノ門の金刀比羅宮で元旦から初金比羅までの期間に授与される「福銭開運のお守」を買い求めた。去年も「○」の中に「金」の字のご神紋が入った御守に随分と心が動いたものだが、1200円をケチってしまった。今年は4日の初詣の翌日に母親が退院できたことへのお礼の気持ちを込めた。もちろん今年一年間の御利益も大いに期待している。

「こんぴら」の語源はヒンズー教の神(ガンジス川に住むワニの化身)「クンピーラ」とされている。「こんぴら」の表記「金比羅」「金毘羅」と「金刀比羅」「琴平」とはどちらが先なのか、調べたがついにわからなかった。

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January 09, 2007

とんちの日、クイズの日

今日がなぜ「とんちの日」なのか、そのまま「クイズ」になりそう。
「1.9」→「いっきゅう」→「一休」→「とんち」ということだそうだ。
ところで、「とんち(頓知)」の「頓」とは何なのだろう。手元の漢和辞典を紐解いてみると、「たちどころに」とか「臨機に」という意味があるようだ。従って、「頓知」又は「頓智」で「とっさに出る知恵、機知」ということになる。
それでは、「頓珍漢」という言葉はなぜ出来たのか。きりがないので、この辺で止めることにする。

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January 08, 2007

勝負事の日

今日は「1.8」→「一か八か」から「勝負事の日」とされている。これはかなりスマートな語呂合わせだと思う。
ところで、なぜ「一か八か」が「勝負事」に繋がるのか。諸説あるようだが、「丁」の一部をとって「一」、「半」の一部をとって「八」となったという説に説得力を感じる。「一か八か」と同じ意味で「一か六か」という言い方があるようだが、これはまた別の成り立ちがあるのだろう。
「いちかはちか」と入力しても「一かは地下」などと変換されてしまうが、「いちかばちか」と入力するとちゃんと「一か八か」と変換される。同じ意味の「伸るか反るか」等と共に日本語としてしっかりと市民権を得ている。

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December 16, 2006

紙の記念日

明治8(1875)年の今日、渋沢栄一が設立した「抄紙会社」(後の「王子製紙」)が東京府下王子村(現・北区王子)にて操業を開始したことに由来して「紙の記念日」とされている。

英語の「ペーパー」が「パピルス」に由来することはよく知られているが、我が国の「かみ(紙)」の語源は何だろう。
そこで、いつもの『言海』を紐解いたら、「書見(カキミ)ノ略カ」とあった。「書く」「見る」はまさしく「紙」の主要な機能であり、大いに納得した。

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December 12, 2006

漢字の日

今日は、日本漢字能力検定協会が1995年に制定した「漢字の日」である。苦しい語呂合わせで今日になったのであるが、それはともかく、毎年発表される「今年の漢字」には興味がある。今年は「命」に決まったそうで、去年の「愛」と共に納得が行く。また、その前の年の「災」などより表面づらは美しい。
しかし、「命」と決まった裏には、飲酒運転による交通事故、いじめによる自殺など「命」が脅かされている世相があるわけで、そういう意味では今年は暗い、重い年であった。

「いのち」について『言海』を紐解くと、「息ノ道ノ約カ、息ノ中ノ約カ」とした上で「生キタル物ノ息アリテ世ニアル元」と解説されていた。やはり一字の漢字では表せない重さが感じられる。

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