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January 2007

January 16, 2007

藪入り

今日の「藪入り」そのものについては昨年書いているので省略するとして、今日は「藪」にこだわってみる。
『言海』に「やぶ」は「彌生ノ義カト云」とあった。それでは「三月弥生と同じか」と思って「やよひ」を引いたら、今度は「いやおひノ条ヲ見ヨ」と云う。
そして「彌生(一)草木ノイヨイヨ生ヒ重ナルコト。(二)陰暦三月ノ異稱。草木、日ニ茂レバナリ。ヤヨヒ。」とあった。要するに、「藪」も「弥生」も語源は同じなんだね。
「藪」の字源は、「くさかんむり」の下に「数」を書いて出来たものだろう。『言海』に「數(一)數フベキモノ。計リテ多キ少キアルモノ。(二)數ノ多キコト。クサグサ。イロイロ。」とあった。

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January 15, 2007

いちごの日

今日は、「1.5」の語呂合わせから全国いちご消費拡大協議会が制定した「いちごの日」だそうである。それなら毎月15日が「いちごの日」となりそうだが、今や一年中イチゴが食べられるのだからそれでもいいのかもしれない。
イチゴの語源については、季節の花300に「いちびこ(一位樫の実の意)の略」という説が紹介されている。他に「魚血子」説(この場合の魚は「い」と読む)もあって、はっきりしないようだ。これについては我が『言海』も沈黙している。

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January 14, 2007

タロとジロの日

1959(昭和34)年、南極の昭和基地で、前年に置き去りにされたカラフト犬「タロ」「ジロ」の生存が確認された日なのだそうだ。これが記念日になっているとは知らなかったが、「愛と希望と勇気の日」という別名が付けられていることを知ると、どうも皮肉な感じ方をしてしまう。
僕がそういう目に遭ったら、多分、「タロ」「ジロ」以外の犬たちの運命を辿るんだろうな。それから、「タロ」「ジロ」が生き残って行くために犠牲になったペンギンたちのことも考えてしまう。
「タロ」「ジロ」は白瀬探検隊の犬ぞり先導犬にちなんで命名されたそうだ。白瀬中尉は僕が小さい頃の憧れのヒーローだったが、晩年は悲惨なものだったらしい。小さい頃に夢中になって読んだ彼の伝記には、そんなことは何も書いてなかったな。
犠牲になったペンギンたちに題材をとったとされる星新一のショート・ショートをぜひ読んでみたいのだが、いろいろ調べても本の題名がわからない。

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January 13, 2007

たばこの日、ピース記念日

今日は、昭和21(1946)年、高級たばこ「ピース」が発売されたことを記念して「たばこの日」又は「ピース記念日」とされている。当時、10本入り7円で、日曜・祝日に1人1箱だけに限られていたそうだが、今読んでいる『東京セブンローズ(下)』(井上ひさし/文藝春秋)に、この日の様子が描かれている。
「權現の境内まで煙草屋を三軒当たつたけれど、どこも賣り切れ。三軒とも朝の五時ごろから行列ができ、九時に賣り出して十五分後にはもうなくなつてしまつたさうだ。」
そして、登場人物に次のように語らせている。
「もともと平和といふものは手に入れるのがむづかしいから仕方がありませんがね」
この著者のこういう語り口が大好きなのだ。

僕が禁煙を始めて、いつの間にか3年以上経ってしまった。今やタバコを吸う人が同席すると、できれぱ逃げ出したいという気持ちの方が強くなった(禁煙2年目くらいは同席していてもどうということは無かったのだが・・・)。そして、くわえタバコの人が前を歩いていると足早に追い抜くか、減速して距離を置くようになっている。また、マナーの悪いスモーカーには大いに腹を立てている。昔は、自分が眉をひそめられていたんだろうが、人間、変われば変わるものだ。

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January 10, 2007

初金比羅

毎月10日は金比羅さんの縁日であるが、1月は特別に「初金比羅」という。[ここまでは、去年と同文である。]
昨日の出勤時、虎ノ門の金刀比羅宮で元旦から初金比羅までの期間に授与される「福銭開運のお守」を買い求めた。去年も「○」の中に「金」の字のご神紋が入った御守に随分と心が動いたものだが、1200円をケチってしまった。今年は4日の初詣の翌日に母親が退院できたことへのお礼の気持ちを込めた。もちろん今年一年間の御利益も大いに期待している。

「こんぴら」の語源はヒンズー教の神(ガンジス川に住むワニの化身)「クンピーラ」とされている。「こんぴら」の表記「金比羅」「金毘羅」と「金刀比羅」「琴平」とはどちらが先なのか、調べたがついにわからなかった。

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January 09, 2007

とんちの日、クイズの日

今日がなぜ「とんちの日」なのか、そのまま「クイズ」になりそう。
「1.9」→「いっきゅう」→「一休」→「とんち」ということだそうだ。
ところで、「とんち(頓知)」の「頓」とは何なのだろう。手元の漢和辞典を紐解いてみると、「たちどころに」とか「臨機に」という意味があるようだ。従って、「頓知」又は「頓智」で「とっさに出る知恵、機知」ということになる。
それでは、「頓珍漢」という言葉はなぜ出来たのか。きりがないので、この辺で止めることにする。

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January 08, 2007

勝負事の日

今日は「1.8」→「一か八か」から「勝負事の日」とされている。これはかなりスマートな語呂合わせだと思う。
ところで、なぜ「一か八か」が「勝負事」に繋がるのか。諸説あるようだが、「丁」の一部をとって「一」、「半」の一部をとって「八」となったという説に説得力を感じる。「一か八か」と同じ意味で「一か六か」という言い方があるようだが、これはまた別の成り立ちがあるのだろう。
「いちかはちか」と入力しても「一かは地下」などと変換されてしまうが、「いちかばちか」と入力するとちゃんと「一か八か」と変換される。同じ意味の「伸るか反るか」等と共に日本語としてしっかりと市民権を得ている。

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January 07, 2007

七種爪

Mukuchan0701 七草を浸したお湯に爪をつけて柔らかくしてから切ると、その年は風邪をひかないとのことで、新年になって初めて爪を切るのは今日「七草の日」と決まっていたそうだ。[以上こよみのページによる]

愛娘むくちゃんが左脚切除の大手術を受けてからやがて1年になろうとしている。鳥にとって爪の手入れは欠かせないらしいのだが、いつの頃からか、むくちゃんはこのスタイルで爪の手入れをする。くちばしで古い鞘のような爪を器用に取り除くのである。
このスタイルにカメラを向けるとすぐ飛び立ってしまうのだが、珍しく写真に収まった。それでも爪の手入れは止めてしまった。彼女は電車の中でお化粧をしたりはしないのだろう。

   しきたりの七種爪をとりしこと  下田実花

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