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January 2006

January 21, 2006

朝起きて外を眺めると、昨日の予報どおり辺りは真っ白。一日止むことなく降り続いて夕方には「積雪」と言える状況となった。
いつも届けてくれる一升瓶に酒屋さんからの手紙が付けられていた。事情により今月一杯で廃業するとのこと。30年来の付き合いだっただけに、実に寂しい。

   いくたびも雪の深さをたづねけり  正岡子規

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January 20, 2006

大寒

今日は、二十四節気の一、「大寒(だいかん)」。1月5日の「小寒(しょうかん)」から2月4日の「立春」までの30日間を「寒の内(かんのうち)」と云い、4日目を「寒四郎」、9日目を「寒九」と云うのだそうだ。
年度末まで残り2ヶ月と少し、そろそろラストスパートに入り、帰りが遅い。勤務先から駅までと駅から自宅までの僅かな徒歩区間が実に寒い。    

   大寒の一戸もかくれなき故郷  飯田竜太

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January 19, 2006

のど自慢の日・マスク

今日は、昭和21年に始まったNHK「のど自慢」を記念した「のど自慢の日」なのだそうだ。この偉大なる国民的番組もついに還暦を迎えたわけであるから、まことに目出度いことである。
僕は、歌う方の「のど」はからっきし駄目なのだが、毎年風邪のシーズンにも滅多に「のど」を痛めない。
この自慢の「のど」を先日来痛めている。今年は乾燥に実に敏感で寝ているときもマスクをしている位であるが、眠っている間にマスクが外れてしまってノドチンコが干物みたいになってしまったのだ。痛くて仕方がないというわけではないが、とにかく重苦しくて気持が悪い。
それ以来通勤時にもマスクをかけている。そろそろ風邪が流行り始めた時期だと思うのだが、通勤車内でマスクをかけている人をそれほど見ない。確かに僕のマスク姿は異様だと思うし、メガネが自分の吐息で曇ってしまって困るのだが、僕の場合乾燥とインフルエンザから自分の身を守るために当面マスク励行と行きたい。

   度外れの遅参のマスクはづしけり  久保田万太郎

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January 18, 2006

振袖火事の日

今日は明暦3年に起きた「振袖火事の日」なのだそうだ。これも旧暦で言われている事なので、西暦に直すと1657年3月2日となる。[こよみのページ変換計算による]
死者10万人以上を出した江戸の大火が「振袖火事」と呼ばれるようになったかは「振袖」の因縁話として有名なので省略するとして、実は「振袖」が原因ではなかったとする説が興味深い。この説は火元とされた本妙寺のホームページに詳しく述べられている。

『言海』(筑摩書房)から「振袖」を引用すると、
「男女、元服以前に用ヰル服。袖ヲ甚ダ長ク作リテ掖下ヲ纏ハズ。元服シテ常ノ長サニ縮ムルヲ袖止トイフ。」
なるほど、成人の日のバカ騒ぎで酒をぶっかけて振袖をびしょ濡れにしているお嬢さんがテレビに映っていたが、「これで終わり!」ということだったのか。それにしても、あれを見た親御さんは悲しかっただろうな。

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January 17, 2006

すかんぽ

今日の誕生花の一つ。 春の季題ともなっている。
漢字では「酸葉」「酸摸」「酸模」と書き、「すいば」と読むそうだ。『言海』に「すいば」は「すきはノ音便」と書かれていた。すなわち、「酸っぱい葉」ということなのだろう。
僕が子供の頃は「すっかんこ」と呼んでいた。調べてみたら、やはり「北海道方言」となっていて納得した。「酸っぱい」ことを「すっかい」と言っていたが、これから「すかんぽ」や「すっかんこ」が生まれたのであろう。

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January 16, 2006

藪入・閻魔犀日

今や死語と言ってもよい「藪入り」という言葉がある。
商店の奉公人や嫁入りした娘が1月16日と7月16日の年2回親元に帰ることが許されていたわけであるが、これを何故「藪入り」というのか、実ははっきりしていないらしい。 久しぶりに『言海』(筑摩書房)を紐解くと、冒頭に
「或云、藪澤ノ家ニ歸ル意、或云、孤独又ハ遠郷ノ者ハ藪林(寺)ニ入リテ遊息シタルニ起ルト、共ニイカガ」
と有り、どうも煮え切らない。
1月16日と7月16日が「遊息」の日となったのは同日の「閻魔犀日(えんまさいじつ)」に関係があると思われる。「閻魔犀日」は「地獄の釜の蓋が開いて、鬼も亡者も休む日」とされているのである。

   藪入りの娘に昏鐘を撞かせけり  山上荷亭

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January 15, 2006

小正月

1月15日というと、「小正月」というよりも、やはり未だに「成人の日」を連想してしまう。「成人の日」は平成12年から1月第2日曜日となり、今年は1月9日に既に終わってしまった。
昭和23年に国民の祝日となった「成人の日」が1月15日に行われるようになったのは、この日が「小正月」であり、昔「小正月」に「元服の儀」が行われていたからなのだそうだ。
「小正月」の話がすっかり「成人の日」の話にすり替わってしまうが、今年の「成人式」でも各地で一部の新成人が傍若無人の騒ぎを起こしたようだ。もしかすると、マスコミが報道するからこれらのバカ騒ぎが起きるのかもしれないし、バカ騒ぎを見たい人が多いからマスコミも報道するのだろうし、どうも悪循環に陥っているように思う。マスコミも相手をしなくなったらバカ騒ぎも自然消滅するのではないだろうか。
僕は「成人式」に出席しなかったように思う。二十歳の誕生日の翌日、彼女(幸か不幸かカミサンとなっている)とデートした。会ってすぐ交わした会話は、その日の朝に報道された「ケネディ暗殺事件」のことだった。二十歳の思い出はそれぞれにあるわけで、無理してお仕着せの「成人式」をやらなくてもよいのではないだろうか。

   煮こんにやくつるりと食へば小正月  松本旭

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January 14, 2006

十四日年越

今日を「十四日年越(じゅうよっかとしこし)」と言うのは、明日十五日が「小正月」であることを知らないと理解できない。現在は「小正月」そのものが廃れてしまっているので、「十四日年越」もほとんど行われていないようだ。

   十四日年越坊主のおこしかな  籾山梓月

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January 13, 2006

咸臨丸出航記念日

安政7年の今日、咸臨丸が品川沖を出航した日とされる。
咸臨丸が浦賀を出港したのはその6日後の安政7年1月19日であって、この日は太陽暦の1860年2月10日であることから、2月10日を「咸臨丸の日」としている。
そして、サンフランシスコに入港したのが安政7年2月26日であるが、この日は太陽暦の1860年3月18日(米国時間で3月17日)となる。ちなみに2月26日も「咸臨丸の日」と呼ばれているようだ。
さらに、サンフランシスコを出港した3月19日(旧暦)は、日本が「万延」と改元された翌日だったというわけである。
このように、咸臨丸にまつわる日付は実にややこしいわけである。[日付関係はホームページ咸臨丸子孫の会を参考にさせていただいた。]

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