氷川神社(豊玉)
本社は旧中新井村(現在の豊玉地区)の鎮守で、祭神は素戔嗚命(すさのおのみこと)です。境内末社に北野、須賀、稲荷、三峯の各社があります。
社伝によると、主神は北野神社が最も古く、次いで須賀神社、その後大宮一宮の分霊を勧請して氷川神社を主神にしたといいます。すでに江戸時代の『新編武蔵風土記稿』には、「氷川社」の記載があります。
境内南西側の旧神楽殿は、元氷川神社の拝殿で、文化八年(1812)の棟札があります。この建物は釘を一切使わない、組込式の建築技法を用いています。
古い土地の人は、須賀神社を「天王さま」と呼びます。天王様の祭礼は、昔は旧暦六月十五日でしたが、この祭には文化十年作と伝える御輿の渡御があります。田んぼの中を暴れ廻るというので「中新井天王さまの暴れ御輿」と近郷近在で有名でした。今も九月の祭礼には変わらぬ姿で、往時を偲ばせます。
昭和五十九年三月』
◆社殿前の狛犬は蹲踞の姿勢の江戸型。奉献年は「大正十五年二月」、石工名は未確認。どなたかの「還暦記念」のようだ。
◆境内社「三峯神社」の前の狛犬(写真・2段目)は、狼型。奉献年は「大正十五年五月十五日」、石工名は未確認。
◆初対面 '05/08/05
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